FIPという病は発病からあっという間に命を奪います。
早ければ数日から1ヶ月ほど
治療を受けようとあちこち問い合わせた病院の医師からはみなさんとにかく早めに!
とおっしゃいます。
進行も早い病なので、治療を始める時期が遅れるとせっかく見えた光明である薬を飲んでも助かる率がグンと下がるそうです。
やまとが診察してもらう病院を決めて
状況を説明し、FIPの検査結果が出る予定の日に予約をいれ、3月27日にやまとを連れて未承認薬の取扱病院にボランティアさんと3人で向かいました。
体調が悪いやまとを遠距離の移動させるのは辛いことですが、縋る術は未承認薬しかありません。
道中、PCR検査の結果が
かかりつけ医さんから入りました。
『やまとですが、PCR陽性でした。。』
(移動中のやまと)
やっぱりそうか…
辛い宣告でしたが、今は希望のあるところへ向かっている!
もし未承認薬をやまとに!と決断できていなかったらその報告の電話に泣き崩れていたかもしれません。
予約した病院ではFIPについて獣医師さんから説明を受け、未承認薬のことも
教えていただきました。
そしてレントゲン、エコー検査、血液検査を受けました。
上の2枚のレントゲンでお腹に腹水が溜まっていることが分かると思います
白い部分が腹水です
そしてこちらは胸のレントゲン
胸にも胸水が溜まるそうで
胸水はやまとには確認させませんでしたが
もし溜まると呼吸困難になり、非常に危険だそうです😱
1.血液検査のA/G対比(アルブミン/グロブミン)の数値が0.45以下でFIPの可能性が高いがやまとは0.5
2.PCR検査の結果が陽性
3.FIPの症状である腹水の状態
4.検温で41℃台
5.エコーでは肉芽腫は確認できない
6.ふらつきなど神経症状は出ていない
これらのことからFIPのウェットタイプであるという診断がされました。
また血液検査のHCTの数値でステージ分けがさせるのですが、やまとは23.6%というのをもって
現在のやまとは
ウェットタイプの中期との診断を受けました。
やまとがこの未承認薬を服用し始めるには
まずその服用量を決めなければなりませんがタイプや体重、どのステージかによって
判断されます。
やまとの体重は3キロなので
300mg/1日
と決まりました
服用は84日間
この日は即効性のある未承認薬の注射💉を打ってもらい、その夜から服薬開始となったのです。
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